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|
目次
目次
1
表示方法
5
6.15
三角スタンド
19
1.1
本書の表示マークについて
5
7
運転操作の前に
20
1.2
使用文字種について
5
7.1
初めて運転操作を行う際の注意
20
2
安全の手引き
6
7.2
慣らし運転をする
21
7.3
低温でのリチウムイオンバッテリー
2.1
使用目的に応じた使用環境
6
の始動出力
21
2.2
誤使用
6
7.4
過酷な環境での使用に備えて車両の
2.3
安全の手引き
6
準備をする
22
2.4
危険度と表示マーク
6
7.5
車両を乾燥した砂地での走行に備え
2.5
改造に関する警告
7
る
22
2.6
使用時の安全性
7
7.6
車両を濡れた砂地での走行に備え
2.7
保護服
7
る
23
2.8
作業上の決まり
8
7.7
車両を濡れた道路や泥道での走行に
備える
23
2.9
環境
8
7.8
車両を高温または低速走行に備え
2.10
オーナーズマニュアル
8
る
24
3
重要な注意事項
9
7.9
車両を低温または雪道に備える
24
3.1
メーカー保証、法定保証
9
8
運転上の注意事項
25
3.2
油脂類、ケミカル類
9
8.1
運転操作の前に必ず行う点検・メン
3.3
スペアパーツ、交換部品
9
テナンス作業
25
3.4
サービス
9
8.2
車両を始動する
25
3.5
写真
9
8.3
ローンチコントロールを有効化す
3.6
カスタマーサービス
9
る
26
4
各部の名称
10
8.4
トラクションコントロールを有効化
する
27
4.1
各部の名称 左前方 ( 代表写真)
10
8.5
発進
27
4.2
各部の名称 右後方 ( 代表写真)
11
8.6
クイックシフター
28
8.7
クイックシフターを有効化する
28
5
シリアルナンバー
12
8.8
シフト操作と走行
28
5.1
車両識別番号
12
8.9
ブレーキをかける
30
5.2
ステアリングヘッドステッカー
12
8.10
停止と駐車
30
5.3
エンジンナンバー
12
8.11
輸送
31
5.4
フロントフォークタイプナンバー
12
8.12
燃料を給油する
31
5.5
ショックアブソーバータイプナン
バー
13
9
サービスプラン
33
6
操作各部
14
9.1
補足情報
33
9.2
サービスプラン
33
6.1
クラッチレバー
14
6.2
ブレーキレバー
14
10
シャーシを調整する
35
6.3
スロットルグリップ
14
10.1
シャーシの基本設定を運転者の体重
6.4
OFFスイッチ
14
に応じて確認する
35
6.5
スタートキー
15
10.2
エアサスペンションXACT エアサス
6.6
コンビネーションスイッチ
15
ペンション
35
6.7
インジケーターランプ
15
10.3
ショックアブソーバーのコンプレッ
6.8
コンビネーションインスツルメン
ションダンパー
36
ト
16
10.4
ショックアブソーバーのコンプレッ
6.9
フィラーキャップを開ける
16
ションダンパー低速を調節する
36
6.10
フィラーキャップを閉める
17
10.5
ショックアブソーバーのコンプレッ
ションダンパー高速を調節する
37
6.11
チョークノブ
17
10.6
ショックアブソーバーのリバウンド
6.12
アイドリング調整スクリュー
18
ダンパーを調節する
38
6.13
シフトレバー
18
10.7
後輪に負荷をかけない状態で寸法を
6.14
ブレーキペダル
19
測定する
38
2
目次
10.8
ショックアブソーバーの空車サグを
11.25
エアフィルターケースカバーの取り
点検する
39
付け
63
10.9
ショックアブソーバーのライディン
11.26
エアフィルターを取り外す
64
グサグを点検する
40
11.27
エアフィルターとエアフィルター
10.10
ショックアブソーバーのスプリング
ケースを清掃する
64
プリロードを調節する
40
11.28
エアフィルターを取り付ける
65
10.11
ライディングサグを調節する
41
11.29
エアフィルターケースカバーを固定
10.12
フロントフォークの基本設定を確認
する
66
する
42
11.30
サイドカバー(右)を取り外す
66
10.13
フロントフォークの空気圧を調節す
11.31
サイドカバー(右)を取り付ける
66
る
43
11.32
メインサイレンサーを取り外す
67
10.14
フロントフォークのコンプレッショ
11.33
メインサイレンサーを取り付ける
67
ンダンパーを調節する
44
11.34
メインサイレンサーのグラスファイ
10.15
フロントフォークのリバウンドダン
バーを交換する
67
パーを調節する
44
11.35
フューエルタンクを取り外す
68
10.16
ハンドルバーの位置
45
11.36
フューエルタンクを取り付ける
70
10.17
ハンドルバーの位置を調節する
46
11.37
チェーンの汚れを点検する
71
11
サービス作業シャーシ
48
11.38
チェーンを清掃する
71
11.39
チェーンの遊びを点検する
72
11.1
車両をリフトスタンドでジャッキ
11.40
チェーンの遊びを調節する
73
アップする
48
11.41
チェーン、リアスプロケット、フロン
11.2
車両をリフトスタンドから降ろす
48
トスプロケット、チェーンガイドを
11.3
フォークレッグでエア抜きをする
49
点検する
74
11.4
フォークレッグのダストシールを清
11.42
フレームを点検する
76
掃する
49
11.43
スイングアームを点検する
76
11.5
フォークカバーを取り外す
50
11.44
アクセルワイヤーの取り回しを点検
11.6
フォークカバーを取り付ける
50
する
76
11.7
フレームガードを取り外す
50
11.45
グリップゴムを点検する
77
11.8
フレームガードを取り付ける
51
11.46
クイックシフターをプログラミング
11.9
フォークレッグを取り外す
51
する
78
11.10
フォークレッグを取り付ける
51
11.47
クラッチレバーの基本位置を調整す
11.11
ロアートリプルクランプを取り外
る
78
す
52
11.48
油圧式クラッチのフルードレベルを
11.12
ロアートリプルクランプを取り付け
点検・調節する
78
る
53
11.49
油圧式クラッチのフルードを交換す
11.13
ステアリングヘッドベアリングの遊
る
79
びを点検する
55
12
ブレーキシステム
81
11.14
ステアリングヘッドベアリングの遊
びを調節する
56
12.1
ブレーキレバーの遊びを点検する
81
11.15
ステアリングヘッドのベアリングを
12.2
ブレーキレバーの基本位置を調整す
グリスアップする
56
る
81
11.16
レースナンバープレートを取り外
12.3
ブレーキディスクを点検する
81
す
57
12.4
前輪ブレーキのブレーキフルードの
11.17
レースナンバープレートを取り付け
レベルを点検する
82
る
57
12.5
前輪ブレーキのブレーキフルードを
11.18
フロントフェンダーを取り外す
57
補給する
83
11.19
フロントフェンダーを取り付ける
58
12.6
前輪ブレーキのブレーキパッドと
11.20
ショックアブソーバーを取り外
パッドピンを点検する
84
す
58
12.7
前輪ブレーキのブレーキパッドを交
11.21
ショックアブソーバーを取り付け
換する
85
る
59
12.8
ブレーキペダルの遊びを点検する
87
11.22
シートを取り外す
61
12.9
ブレーキペダルの基本位置を調整す
11.23
シートを取り付ける
61
る
87
11.24
エアフィルターケースカバーの取り
12.10
後輪ブレーキのブレーキフルードの
外し
62
レベルを点検する
88
3
目次
12.11
後輪ブレーキのブレーキフルードを
17.3
エンジンオイルとオイルフィル
補給する
89
ターを交換し、オイルスクリーンを
12.12
後輪ブレーキのブレーキパッドと
清掃する
118
パッドピンを点検する
90
17.4
エンジンオイルを補給する
120
12.13
後輪ブレーキのブレーキパッドを交
18
清掃、手入れ
121
換する
90
18.1
洗車をする
121
13
車輪、タイヤ
94
19
保管
123
13.1
前輪を取り外す
94
13.2
前輪を取り付ける
95
19.1
保管
123
13.3
後輪を取り外す
95
19.2
保管後、運転操作の前に
124
13.4
後輪を取り付ける
96
20
トラブルシューティング
125
13.5
タイヤの状態を点検する
98
13.6
タイヤ空気圧を点検する
98
21
点滅コード
127
13.7
スポークの張りを点検する
99
22
仕様一覧
129
14
電装系
100
22.1
エンジン
129
14.1
12V バッテリーを取り外す
100
22.2
締付けトルク、エンジン
130
14.2
12V バッテリーを取り付ける
101
22.3
容量
132
14.3
12V バッテリーを充電する
102
22.3.1
エンジンオイル
132
14.4
メインヒューズを交換する
103
22.3.2
クーラント
132
14.5
燃料ポンプのヒューズを交換する
104
22.3.3
燃料
132
14.6
診断プラグ
105
22.4
シャーシ
133
22.5
電装系
133
15
冷却システム
106
22.6
タイヤ
134
15.1
冷却システム
106
22.7
フロントフォーク
134
15.2
不凍液とクーラントのレベルを点
22.7.1
FC 250 EU
134
検する
106
22.7.2
FC 250 US
134
15.3
クーラントのレベルを点検する
107
22.8
ショックアブソーバー
135
15.4
クーラントを排出する
107
22.8.1
FC 250 EU
135
15.5
クーラントを注入する
108
22.8.2
FC 250 US
135
15.6
クーラントを交換する
109
22.9
締付けトルク、シャーシ
136
16
エンジンを調整する
110
23
油脂類
140
16.1
アクセルワイヤーの遊びを点検す
24
ケミカル類
142
る
110
16.2
アクセルワイヤーの遊びを調節す
25
規格
144
る
110
26
用語索引
145
16.3
スロットルからの吸気特性を調節
する
111
27
表示マーク索引
146
16.4
マッピングを変更する
113
27.1
黄色とオレンジ色のマーク
146
16.5
アイドリング回転数を調節する
113
27.2
緑と青のマーク
146
16.6
スロットルバルブの位置をプログ
ラムする
114
索引
147
16.7
シフトレバーの基本位置を点検す
る
115
16.8
シフトレバーの基本位置を調整す
る
115
17
エンジンで行うサービス作業
116
17.1
燃料スクリーンを交換する
116
17.2
エンジンオイルのレベルを点検す
る
117
4
表示方法 1
1.1
本書の表示マークについて
以下、使用されている表示マークについて説明します。
予想される正常な反応を示します。例: 特定の作業ステップや機能実行の結果。
想定外の異常な反応を示します。例: 特定の作業ステップや機能実行の結果。
専門知識や技術知識を必要とする作業を示しています。ご自身の安全のため、これら作業は
Husqvarna Motorcycles 正規ディーラーで実施するようにして下さい! 特別な訓練を受けた
専門技術者が必要な専用ツールを使って、お客様の車両を最適な状態にメンテナンス致しま
す。
参照頁を示します ( 詳細については記載の頁を参照して下さい)。
補足情報や役に立つ情報を示します。
確認ステップの結果を示します。
電圧の測定を示します。
電流の測定を示します。
必要に応じた再加工を含む作業の終わりについて示します。
1.2
使用文字種について
以下、使用されている文字種について説明します。
固有名詞
固有名詞を示します。
名前®
登録商標を示します。
マーク ™
トレードマークを示します。
下線を引いた用語
車両の技術的詳細を参照または用語解説にある専門用語を示します。
5
2
安全の手引き
2.1
使用目的に応じた使用環境
この車両は、通常レースで想定される使用環境に耐えられるような設計・構造となっています。この車両は、
モーターサイクルスポーツの国際上位団体・協会が取り決めている最新の競技規定・カテゴリーに対応していま
す。
参考
この車両は公共道路から隔たれた場所でのみ運転可能です。
2.2
誤使用
車両は使用目的に従った方法でのみ使用してください。
使用目的に従わない場合、人、車両、そして環境への危険の原因となります。
使用目的に従った使用、また定義されている使用環境の範囲外で車両を使用した場合、それは誤使用とみなされ
ます。
油脂類およびケミカル類がそれぞれの使用に適した仕様条件を満たしていない場合も誤使用とみなされます。
2.3
安全の手引き
記載された製品の安全な環境のために安全の手引きに留意して下さい。そのためにも本説明書および同梱され
たその他すべての説明書をよくお読み下さい。この安全の手引きは文章が見やすく記載され、重要箇所はリンク
が添付されています。
参考
記載された製品のよく見える箇所に注意・警告表示が貼付されています。注意または警告表示をはがさ
ないで下さい。これら表示がないと危険が認識できず、お客様ご自身並びに周囲の方々が怪我をされる
恐れがあります。
2.4
危険度と表示マーク
危険
適切に対応しないと直接および確実に死亡や後遺症を残す重傷につながる危険を示します。
警告
適切に対応しないと死亡や後遺症を残す重傷につながる恐れのある危険を示します。
注意
適切に対応しないと場合によっては軽傷につながる恐れのある危険を示します。
情報
適切に対応しないと車両または部品に重大な損傷をもたらす危険を示します。
情報
適切に対応しないと環境汚染につながる危険を示します。
6
安全の手引き 2
2.5
改造に関する警告
ノイズダンパー部品の改造を行うことは禁じられています。以下の処置および該当する状態の製造は法的に禁
じられています:
1
防音のために取り付けられている装備や部品のいずれかを、新車がエンドユーザーに販売または引き渡され
る前に取り外したり、機能しないように変更したりする事。あるいは車両の使用期間中にメンテナンス、修
理、交換以外の目的で取り外したり、機能しないように変更したりする事。
2
そのように設置したり部品を取り外す、もしくは機能しないようにした車両の使用。
違法改造の例:
1
メインサイレンサー、バッフルプレート、マニホールド、その他排気系統の部品の取り外しもしくは穿孔。
2
インテークシステム部品の取り外しまたは穿孔。
3
非合法的なメンテナンス状態での使用。
4
車両の可動部品、あるいは排気装置またはインテークシステムの部品を製造者が承認していない部品と交換
する事。
2.6
使用時の安全性
危険
事故の危険性 運転能力および判断力が十分でない運転者は、自身および他の方への危険となります。
- アルコール、薬物、薬品などにより運転能力が低下している場合、車両の運転をしないでください。
- 肉体的、精神的に運転能力が低下している場合も、車両の運転をしないでください。
危険
中毒の危険性 排気ガスは毒性があり、意識不明や死亡の原因となる恐れがあります。
- エンジンを稼動する際は十分に換気が行えるように常に確認してください。
- 閉め切った室内でエンジンを始動したり、稼動状態にする場合は、適切な排気ガス抽出装置を使用し
てください。
警告
火傷の危険性 一部の部品は運転中に熱くなります。
- 車両部品が冷めるまで排気装置、ラジエーター、エンジン、ダンパー、ブレーキシステムなどの部品
には触らないでください。
- 車両部品を十分に冷ましてから作業を実行してください。
車両が完璧に整備された状態である事を必ず確認し、法規定に則った安全で環境に優しい運転を心がけて下さ
い。
訓練を受けた人のみがこのモデルを運転できます。
安全性を損なうような不具合がある場合は、すぐに Husqvarna Motorcycles 正規ディーラーで処置を受けて下さ
い。
車両に貼付された注意および警告表示に留意して下さい。
2.7
保護服
警告
怪我の危険性 不足および欠陥のある保護服の着用は安全面での危険性を高めます。
- 走行時は必ずヘルメット、ブーツ、手袋、プロテクターが取り付けられたズボンやジャケットなどの
保護服を着用してください。
- 損傷等がなく、かつ法規制に従った保護服を常に着用して下さい。
7
2
安全の手引き
お客様ご自身の安全のため、Husqvarna Motorcycles では運転の際には必ず適切な保護服を着用する事をお勧め
しています。
2.8
作業上の決まり
特に断りのない限り、作業ごとにイグニッションをオフにするか(イグニッションスイッチまたはリモートキー
が装備されているモデル)、エンジンを停止する(イグニッションスイッチまたはリモートキーが装備されてい
ないモデル)必要があります。
作業の中には専用ツールを必要とするものがあります。専用ツールは車両の付属品ではありませんが、()に記
載されている番号を指定して注文する事ができます。例:ベアリングプーラー(15112017000)
特に断りのない限り、すべての作業および記載内容には通常の条件が適用されます。
外気温
20 °C
外気圧
1,013 mbar
相対湿度
60 ± 5 %
組み立ての際再利用できない部品(緩み止めスクリューとナット、拡張ネジ、ガスケット、O リング、割りピン、
リテーナープレートなど)は新しい部品と交換します。
スクリュー脱落にはゆるみ止め材 ( 例、Loctite®)が必要になることがあります。使用の際にはメーカーの特別な
注意事項を参照して下さい。
新しい部品にゆるみ止め剤(Precote®など)が塗布されている場合、追加的にゆるみ止め剤を重ねて塗布する必
要はありません。
分解後も再度使用する部品は清掃し、磨耗や損傷がないかを点検します。摩耗・損傷した部品は交換します。
修理およびサービス終了後は、車両が安全に使用できる状態である事を確認して下さい。
2.9
環境
責任感をもってモーターサイクルと接する事で問題や対立の発生を避ける事ができます。モーターサイクルの
明るい未来のためにも、法律で定められた範囲でモーターサイクルを使用し、環境意識を持ち、他人の権利を尊
重する事を常に心がけて下さい。
古い燃料、その他燃料およびケミカル類、古くなった部品の廃棄は各国の法律および規則を遵守して下さい。
モーターサイクルは古い車両の廃棄に関する EU 指令の対象ではないので、法的な規定はありません。お近くの
Husqvarna Motorcycles 正規ディーラーまでお気軽にお問い合わせ下さい。
2.10
オーナーズマニュアル
初めてツーリングに出る前に、このオーナーズマニュアルを全頁注意して読んで下さい。車両の操作や取り扱
い、メンテナンスのために有用なヒントや情報が盛り込まれています。車両を自分に合った最適な状態に調整
し、ご自身を怪我から守る対処法を知るにはこれ以外の方法はありません。
ヒント
必要な時にいつでも確認できるよう、オーナーズマニュアルは端末などに保存しておいて下さい。
車両について、ここに記載されていない情報をお求めの場合やご不明な点がございましたら、Husqvarna
Motorcycles 正規ディーラーまでお問い合わせ下さい。
オーナーズマニュアルはモーターサイクルの重要な部品の一部です。転売する際、オーナーズマニュアルは新し
い所有者が新たにダウンロードしなければなりません。
オーナーズマニュアルは、QR コードまたは納車証明書に記載されているリンクから何度もダウンロードするこ
とができます。
オーナーズマニュアルは Husqvarna Motorcycles 正規ディーラーで、または Husqvarna Motorcycles ホームペー
ジからダウンロードすることができます。印刷されたオーナーズマニュアルは、Husqvarna Motorcycles 正規
ディーラーから注文することもできます。
8
重要な注意事項 3
3.1
メーカー保証、法定保証
サービスプランに規定された作業は必ず Husqvarna Motorcycles の正規ディーラーで実施し、
Husqvarna Motorcycles Dealer.netで証明を受けて下さい。この証明がないとメーカー保証に対する一切の請求
が無効となります。また、車両の変更・改造に起因する直接・間接の損害はメーカー保証の対象外です。
3.2
油脂類、ケミカル類
情報
環境汚染 燃料の不適切な取り扱いは、環境汚染の原因となります。
- 燃料を地下水、土壌、下水道に流してはいけません。
オーナーズマニュアルおよび仕様に応じた油脂類とケミカル類を使用して下さい。
3.3
スペアパーツ、交換部品
ご自身の安全のため、Husqvarna Motorcycles により承認または推奨されたスペアパーツ並びに交換部品のみを
使用し、これら部品の取り付けは、Husqvarna Motorcycles の正規ディーラーで行って下さい。それ以外の製品
およびその使用に起因する損害について、Husqvarna Motorcycles は一切その責任を負いかねます。
関連する説明文で ( )内に記載されているスペアパーツや交換部品のタイプナンバーもあります。お近くの
Husqvarna Motorcycles 正規ディーラーまでお気軽にお問い合わせ下さい。
最新の Husqvarna Motorcycles 技術アクセサリーは Husqvarna Motorcycles 正規ディーラーでお問い合わせにな
るか Husqvarna Motorcycles のホームページをご覧下さい。
3.4
サービス
故障を避け、早期摩耗を防ぐには、オーナーズマニュアルの記載に従ってエンジンとシャーシのサービス、手入
れ、調整作業を行う事が必要です。シャーシの調整を間違うと、シャーシ部品の損傷や破損を引き起こす恐れが
あります。
砂地やぬかるみ、または埃が多い、あるいは濡れたコースやオフロードなど、過酷な環境で車両を使用すると、
駆動装置やブレーキシステム、エアフィルターまたはサスペンションなどで部品の磨耗を大幅に早める原因とな
ります。その結果、次回サービス実施時期に達する前に点検や部品の交換が必要になる事があります。
規定の慣らし運転時間とサービス時期を必ず守って下さい。これは、車両の寿命を長くするために非常に重要な
事です。
走行距離と時間間隔は最初のインターバルで決定します。
3.5
写真
注意事項に記載された写真には一部特別装備が施されています。
より分かりやすく表示および説明するために一部部品を取り外したり、記載していない場合があります。これら
の記述に関する取り外しは必ずしも必要ではありません。記載内容に留意して下さい。
3.6
カスタマーサービス
お手持ちの製品や Husqvarna Motorcycles に関するご質問については、Husqvarna Motorcycles 正規ディーラー
までお気軽にお問い合わせ下さい。
Husqvarna Motorcycles 正規ディーラーの一覧は、Husqvarna Motorcycles のホームページに掲載されています。
9
4
各部の名称
4.1
各部の名称 左前方 ( 代表写真)
T04406-10
1 ブレーキレバー(頁14)
2 クラッチレバー(頁14)
3 フィラーキャップ
4 エアフィルターケースカバー
5 チョークノブ(頁17)
6 エンジンナンバー(頁12)
7 シフトレバー(頁18)
10
各部の名称 4
4.2
各部の名称 右後方 ( 代表写真)
T04407-10
1 ショックアブソーバーのコンプレッションレベル調節
2 コンビネーションスイッチ(頁15)
3 OFFスイッチ(頁14)
3 スタートキー(頁15)
4 スロットルグリップ(頁14)
5 車両識別番号(頁12)
5 ステアリングヘッドステッカー(頁12)
6 フロントフォークタイプナンバー(頁12)
7 アイドリング調整スクリュー(頁18)
8 ブレーキペダル(頁19)
9 エンジンオイルの点検窓
bk ショックアブソーバーのリバウンドレベル調節
11
5
シリアルナンバー
5.1
車両識別番号
シャリョウシキベツバンゴウ1はステアリングヘッドの右に刻
印されています。
401945-10
5.2
ステアリングヘッドステッカー
ステアリングヘッドステッカー 1はステアリングヘッドの前方
に貼付されています。
401946-10
5.3
エンジンナンバー
エンジンナンバー 1はエンジンの左側、フロントスプロケット
の上に刻印されています。
H01047-10
5.4
フロントフォークタイプナンバー
フロントフォークタイプナンバー1はフォークレッグにあるア
クスル用の穴の内側に刻印されています。
401947-10
12
シリアルナンバー 5
5.5
ショックアブソーバータイプナンバー
ショックアブソーバータイナンバー 1はショックアブソーバー
上部に刻印されています。
F03756-10
13
6
操作各部
6.1
クラッチレバー
クラッチレバー1は左のハンドルバーに設置されています。
クラッチは油圧で作動し、自動調整されています。
F03647-10
6.2
ブレーキレバー
ブレーキレバー1は右のハンドルバーに設置されています。
ブレーキレバーで前輪ブレーキを作動します。
J00077-10
6.3
スロットルグリップ
スロットルグリップ1は右のハンドルバーに設置されています。
J00076-10
6.4
OFFスイッチ
OFFスイッチ 1は右のハンドルバーに設置されています。
確認すべき状態
•
OFFスイッチ が基本位置にある- この位置ではイグニッ
ション回路が接続されており、エンジンをかける事ができま
す。
•
OFFスイッチ が押し続けられた- この位置ではイグニッ
ション回路が接続されておらず、エンジン作動中はこれを停
止し、停止中の場合はエンジンをかける事ができません。
F03650-11
14
操作各部 6
6.5
スタートキー
スタートキー1は右のハンドルバーに設置されています。
確認すべき状態
•
スタートキー が基本位置にある
•
スタートキー が押されている- この位置でセルフスター
ターモーターを作動します。
F03650-10
6.6
コンビネーションスイッチ
コンビネーションスイッチは左のハンドルバーに設置されていま
す。
確認すべき状態
1
スタンダード- インジケーターランプ Aが点灯して
いる場合、マッピングはスタンダードモードです。
1 TC
TC が有効なスタンダードモード- インジケーターラ
ンプ Aと TC インジケーターランプが点灯している
場合、マッピングはトランクションコントロールが有
効化されたスタンダードモードです。
2
アドバンスドモード- インジケーターランプ Bが点
灯している場合、マッピングはアドバンスドモードで
す。
2 TC
TC が有効なアドバンスドモード- インジケーターラ
ンプ Bと TC インジケーターランプが点灯している
場合、マッピングはトランクションコントロールが有
効化されたアドバンスドモードです。
コンビネーションスイッチのキー 1とキー 2でエンジン特性
を変更することができます。
F03761-10
コンビネーションスイッチの TC キー 3ではトラクションコン
トロールをオンにすることができます。
ま た 、コン ビ ネ ー シ ョ ン ス イ ッ チ を 利 用 し
てローンチコントロールとクイックシフターを有効化することが
できます。
6.7
インジケーターランプ
確認すべき状態
不具合インジケーターランプがオレンジに点灯 / 点滅
- OBD( オンボード・ダイアグノーシス)が車両の電気
系統で不具合を検出しました。トラクションコント
ロールがオンで、回転数リミッターが作動した場合も
不具合インジケーターランプが点灯します。
TC インジケーターランプがオレンジに点灯- TCが作
動中か制御中です。ローンチコントロールが有効な
場合、TC インジケーターランプが点滅します。
F03758-10
QS インジケーターランプが青く点灯- クイックシフ
ターが有効です。QS インジケーターランプはクイッ
クシフターがプログラミングされていると点灯しま
す。
15
6
操作各部
インジケーターランプ Aが白く点灯- マッピングの
スタンダードモードが有効です。
インジケーターランプ Bが緑に点灯- マッピングの
アドバンスドモードが有効です。
6.8
コンビネーションインスツルメント
コンビネーションインスツルメント 1はハンドルバーの前方に
設置されています。
コンビネーションインスツルメントがエンジンの総作動時間を示
します。
運転時間はエンジンが始動するとカウントが始まり、エンジンが
停止するとカウントが停止します。
参考
コンビネーションインスツルメントの内容を削除したり変
F03765-10
更したりすることはできません。
診断ツールを接続すると、すぐに作動時間計が作動しま
す。
長時間の診断の前には、レースナンバープレートの後ろに
ある作動時間系のプラグを抜いておいてください。
6.9
フィラーキャップを開ける
危険
火事の危険 燃料は可燃性です。
フューエルタンク内の燃料は熱により膨張し、溢れ出てしまうことがあります。
- 炎や火のついたのタバコの近くで車両に給油しないでください。
- 給油の際にはエンジンを停止してください。
- 特に車両部品に燃料がこぼれることがないように注意してください。
- こぼれた燃料はすぐに拭き取ってください。
- 給油の際には燃料給油に関する注意事項を参照してください。
警告
中毒の危険性 燃料は健康に害を及ぼすものです。
- 燃料が皮膚、目、衣服に接触しないよう注意してください。
- 燃料を飲み込んでしまった場合、即座に受診してください。
- 気化した燃料を吸い込まないでください。
- 接触した部分の肌は即座に多量の水で洗ってください。
- 燃料が目にはいってしまった場合、速やかに水で洗い落とし、受診してください。
- 燃料が衣服に付着した場合、衣服を取り替えてください。
- 燃料は適切なキャニスターに入れ、子供の手の届かない場所に保管して下さい。
情報
環境汚染 燃料の不適切な取り扱いは、環境汚染の原因となります。
- 燃料を地下水、土壌、下水道に流してはいけません。
16
操作各部 6
- フィラーキャップ1を時計と反対回りに回し、上に取り外し
ます。
A01172-10
6.10
フィラーキャップを閉める
- フィラーキャップ1をかぶせ、フューエルタンクがしっかり
閉まるまでフィラーキャップを時計回りに回します。
参考
フューエルタンクのエア抜きホース2が折れ曲がらな
いように注意して下さい。
A01173-10
6.11
チョークノブ
チョークノブ1はスロットルバルブ本体下に設置されています。
エンジンが冷えた状態で外気温が低い場合、電子フューエルイン
ジェクションが噴射時間を延長します。より多くの燃料を燃焼さ
せるために、チョークノブを押して追加でエンジンに酸素を供給
します。
少しスロットルを開き、スロットルグリップを離す、またはス
ロットルグリップを前に回した場合、チョークノブは元の位置に
戻ります。
参考
チョークノブが基本位置に戻っているか確認します。
確認すべき状態
•
チョークノブがオン- チョークノブが最後まで押し込まれて
います。
•
チョークノブがオフ- チョークノブが基本位置にあります。
A01062-10
17
6
操作各部
6.12
アイドリング調整スクリュー
スロットルバルブ本体のアイドリング調節は、エンジンのかかり
方、アイドリング回転数の安定性、アクセルを開いたときの反応
に大きな影響を与えます。
アイドリング回転数の調節がきちんと行われていると、そうでな
い場合に比べてエンジンがかかりやすくなります。
アイドリング回転数はアイドリング調節スクリュー1で調節し
ます。
アイドリング調整スクリューを時計回りに回すと、アイドリング
回転数が上がります。
アイドリング調整スクリューを時計と反対回りに回すと、アイド
リング回転数が下がります。
A01063-10
6.13
シフトレバー
シフトレバー1はエンジンの左側に設置されています。
401950-10
各ギアのポジションは図の通りです。
ニュートラル / アイドリングは 1 速と 2 速の間にあります。
401950-13
18
操作各部 6
6.14
ブレーキペダル
ブレーキペダル1は右のフットレストの前方に設置されていま
す。
ブレーキペダルで後輪ブレーキを作動します。
401956-10
6.15
三角スタンド
三角スタンドのアダプター1はアクスルシャフトの左側に設置
してあります。
三角スタンドは車両を立てるのに使用します。
三角スタンドは車両の輸送の際にフロントフォーク固定装置とし
て使用することができます。
参考
三角スタンドは走行前に取り外してください。
三角スタンドのアダプターに工具を固定することができま
H02629-10
す。
19
7
運転操作の前に
7.1
初めて運転操作を行う際の注意
危険
事故の危険性 運転能力および判断力が十分でない運転者は、自身および他の方への危険となります。
- アルコール、薬物、薬品などにより運転能力が低下している場合、車両の運転をしないでください。
- 肉体的、精神的に運転能力が低下している場合も、車両の運転をしないでください。
警告
怪我の危険性 不足および欠陥のある保護服の着用は安全面での危険性を高めます。
- 走行時は必ずヘルメット、ブーツ、手袋、プロテクターが取り付けられたズボンやジャケットなどの
保護服を着用してください。
- 損傷等がなく、かつ法規制に従った保護服を常に着用して下さい。
警告
転倒の危険性 前輪と後輪のトレッドが異なると走行性能に影響を及ぼします。
異なるトレッドのタイヤを使用すると車両のコントロールが大幅に難しくなります。
- 前輪と後輪に同様のトレッドのタイヤが装着されていることを確認してください。
警告
事故の危険性 不適切な走行スタイルは走行性能に影響を与えます。
- 道路の状況、運転能力に応じた走行速度で運転しましょう。
警告
事故の危険性 本車両は同乗者を乗せるように設計されていません。
- 同乗者を乗せないで下さい。
警告
事故の危険性 ブレーキシステムは過熱状態では稼動しません。
ブレーキペダルに足をかけたままにすると、ブレーキパッドが常にこすられる状態になります。
- ブレーキを作動しないときはブレーキペダルに足をかけないで下さい。
警告
事故の危険性 総重量および軸重は走行性能に影響を与えます。
- 最大許容総重量と最大許容軸重を遵守して下さい。
警告
人体への危険 場合によっては車両に権限のない人物がアクセスしないよう注意してください。
- エンジン稼働中には決して車両から目を離さないでください。
- 権限のない人物が車両に近づかないよう注意してください。
参考
運転の際は、過度の騒音で周辺の人々の迷惑にならないよう心がけましょう。
-
Husqvarna Motorcycles 正規ディーラーで納車前検査がきちんと行われた事を確認して下さい。
納車の際、納車証明書がお客様に手渡されます。
-
初走行の前にオーナーズマニュアルをしっかりと読んで下さい。
–
操作各部の扱いに慣れてください。
–
クラッチレバーの基本位置を調整します。 ( 頁 78)
–
ブレーキレバーの基本位置を調整します。 ( 頁 81)
20
運転操作の前に 7
- ブレーキペダルの基本位置を調整します。
(
頁 87)
– シフトレバーの基本位置を調整します。
(
頁 115)
– 難しい走行に出る前に、まず適切な路面で走行性能に慣れるようにして下さい。
参考
この車両で公共道路を走行する事は許可されていません。
オフロードではお互いに助け合えるよう、2 台で行動する事をお勧めします。
- 一度、できるだけゆっくり走る練習やスタンディング走行などで、車両の感覚をつかむようにして下さい。
- 自分の能力や経験の範囲ではないオフロード走行は行わないで下さい。
- 走行中は両手でしっかりとハンドルバーを握り、フットレストに両足を載せて下さい。
- 荷物は載せないで下さい。
- 許容最大総重量および許容最大軸重を守って下さい。
規定
許容最大重量
335 kg
前方許容最大軸重
145 kg
許容最大軸重 後輪
190 kg
– 慣らし運転をします。 ( 頁 21)
7.2
慣らし運転をする
– 慣らし運転の段階では、以下に挙げたエンジン回転数と出力を超えないようにして下さい。
規定
エンジンの最高回転数
走行開始から最初の 1 時間
7,000 rpm
エンジンの最大出力
走行開始から最初の 3 時間
≤ 75 %
– フルスロットルでの運転は避けて下さい!
7.3
低温でのリチウムイオンバッテリーの始動出力
リチウムイオンバッテリーは鉛バッテリーより遥かに軽量で、
自己放電が少なく、6°C 以上(43°F)の気温での始動出力が大き
い点が特徴です。
何度も始動しなければならない場合があります。そのためにはス
タートキーを 5 秒間押し、再度始動する場合には 15 秒間待ちま
す。低温では 30 秒の待ち時間を守ってください。この待ち時間
は発生した熱をリチウムイオンバッテリー内で分配し、リチウム
イオンバッテリーに損傷を与えないために必要なものです。
暖機に伴い、始動出力は向上します。
リチウムイオンバッテリーが充電され、低温において始動するた
402555-01
めの十分な予備電源が確保されていることに常に注意してくださ
い。
始動に 6 回失敗したら、再度試みず、車両に他の不具合がないか
確認してください。
21
7
運転操作の前に
7.4
過酷な環境での使用に備えて車両の準備をする
参考
砂地やぬかるみ、濡れたコースやオフロードなど、過酷な環境で車両を使用すると、駆動装置やブレーキ
システム、サスペンションなどで部品の磨耗を大幅に早める原因となります。その結果、次回サービス実
施時期に達する前に点検や部品の交換が必要になる事があります。
- エアフィルターとエアフィルターケースを清掃します。
(
頁 64)
参考
エアフィルターは約 30 分ごとに点検して下さい。
- 電気プラグに水分が付着していないか、プラグが腐食していないか、きちんと接続されているかを確認しま
す。
» 水分の付着、腐食、損傷が見られる:
- コネクターを洗浄して乾かし、必要に応じて交換します。
過酷な使用環境:
- 乾燥した砂地での走行。 ( 頁 22)
- 濡れた砂地での走行。 ( 頁 23)
- 濡れた道路や泥道での走行。 ( 頁 23)
- 高温または低速での走行。 ( 頁 24)
- 低温や雪上での走行。 ( 頁 24)
7.5
車両を乾燥した砂地での走行に備える
- エアフィルター防塵カバーを取り付けます。
エアフィルター防塵カバー (A46009620000)
参考
Husqvarna Motorcycles 技術アクセサリー組立説明書
に従って下さい。
F03669-01
- エアフィルター防砂カバーを取り付けます。
エアフィルター防砂カバー (A46006922000)
参考
Husqvarna Motorcycles 技術アクセサリー組立説明書
に従って下さい。
F03670-01
22
運転操作の前に 7
- チェーンを清掃します。
チェーン洗浄剤 ( 頁 142)
- スチール製のリアスプロケットを取り付けます。
- チェーンをグリースアップして下さい。
汎用オイルスプレー ( 頁 143)
- ラジエーターのフィンを清掃します。
- 曲がっているラジエーターのフィンを慎重に直します。
600868-01
7.6
車両を濡れた砂地での走行に備える
- エアフィルター防水カバーを取り付けます。
エアフィルター防水カバー (A46006921000)
参考
Husqvarna Motorcycles 技術アクセサリー組立説明書
に従って下さい。
F03669-01
- チェーンを清掃します。
チェーン洗浄剤 ( 頁 142)
- スチール製のリアスプロケットを取り付けます。
- チェーンをグリースアップして下さい。
汎用オイルスプレー ( 頁 143)
- ラジエーターのフィンを清掃します。
- 曲がっているラジエーターのフィンを慎重に直します。
600868-01
7.7
車両を濡れた道路や泥道での走行に備える
- エアフィルター防水カバーを取り付けます。
エアフィルター防水カバー (A46006921000)
参考
Husqvarna Motorcycles 技術アクセサリー組立説明書
に従って下さい。
F03669-01
23
7
運転操作の前に
- スチール製のリアスプロケットを取り付けます。
- 洗車をします。 ( 頁 121)
- 曲がっているラジエーターのフィンを慎重に直します。
600868-01
7.8
車両を高温または低速走行に備える
- 走行道路に応じ、二次減速比を変更します。
参考
二次減速比が小さすぎるとクラッチの作動回数が増
え、エンジンオイルがすぐに加熱してしまいます。
- チェーンを清掃します。
チェーン洗浄剤 ( 頁 142)
600868-01
- ラジエーターのフィンを清掃します。
- 曲がっているラジエーターのフィンを慎重に直します。
- クーラントのレベルを点検します。 ( 頁 107)
7.9
車両を低温または雪道に備える
- エアフィルター防水カバーを取り付けます。
エアフィルター防水カバー (A46006921000)
参考
Husqvarna Motorcycles 技術アクセサリー組立説明書
に従って下さい。
F03669-01
24
運転上の注意事項 8
8.1
運転操作の前に必ず行う点検・メンテナンス作業
参考
走行前には必ず車両の状態を点検し、安全に操作できることを確認して下さい。
運転の際は車両が技術的に完璧な状態でなければなりません。
-
電装系部品の機能を点検します。
–
エンジンオイルのレベルを点検します。 ( 頁 117)
–
前輪ブレーキのブレーキフルードのレベルを点検しま
す。 ( 頁 82)
-
後輪ブレーキのブレーキフルードのレベルを点検しま
す。 ( 頁 88)
-
前輪ブレーキのブレーキパッドとパッドピンを点検しま
す。 ( 頁 84)
H02217-01
-
後輪ブレーキのブレーキパッドとパッドピンを点検しま
す。 ( 頁 90)
-
ブレーキシステムの機能、状態、遊びを点検します。
–
クーラントのレベルを点検します。 ( 頁 107)
–
チェーンの汚れを点検します。 ( 頁 71)
–
チェーン、リアスプロケット、フロントスプロケット、チェー
ンガイドを点検します。 ( 頁 74)
-
チェーンの遊びを点検します。 ( 頁 72)
–
タイヤの状態を点検します。 ( 頁 98)
–
タイヤ空気圧を点検します。 ( 頁 98)
–
スポークの張りを点検します。 ( 頁 99)
参考
スポークの張りが適切でない場合には走行安定性に大
きく影響を及ぼすため、スポークの張りは定期的に点
検しなければなりません。
-
フォークレッグのダストシールを清掃します。 ( 頁 49)
–
フォークレッグでエア抜きをします。 ( 頁 49)
–
エアフィルターを点検し、必要な場合は清掃します。
–
操作各部が正しく調節されているか、スムーズに操作できる
かを点検します。
-
全てのスクリュー、ナット、ホースクランプがきちんと締め
られているか、定期的に点検します。
-
燃料の残量を確認します。
8.2
車両を始動する
危険
中毒の危険性 排気ガスは毒性があり、意識不明や死亡の原因となる恐れがあります。
- エンジンを稼動する際は十分に換気が行えるように常に確認してください。
- 閉め切った室内でエンジンを始動したり、稼動状態にする場合は、適切な排気ガス抽出装置を使用し
てください。
25
8
運転上の注意事項
情報
エンジン損傷 冷えた状態でのエンジンを高回転させるのは、エンジンの耐久性に悪影響を与えます。
- 常に低回転数でエンジンを暖機してください。
- 三角スタンド 1を外します。
- ギアをニュートラルに入れます。
H02629-10
条件
外気温: < 20 °C
- チョークノブを最後まで押し込みます。
- スタートキー を押します。
参考
スタートキーは 5 秒以上押し続けないで下さい。
再度試みるまで最低 15 秒は間隔をおいて下さい。
低温では 30 秒の待ち時間を守ってください。
400733-01
気温 6 °C (43 °F) ではリチウムイオンバッテリーを
暖機し、始動出力を向上するために、何度も始動し
なければならない場合があります。
始動に 6 回失敗したら、再度試みず、車両に他の不
具合がないか確認してください。
エンジン始動中、不具合インジケーターランプが点
灯します。
8.3
ローンチコントロールを有効化する
参考
このローンチコントロールは始動時にライダーがバイクを理想的に加速できるようにサポートします。
そのためにスロットルバルブが完全に開いている状態(フルスロットル)ではエンジンの最高回転数が下
がり、始動後に少しずつ最高回転数が上がります。ローンチコントロールが作動していない時も同じよ
うに適切にクラッチして下さい。
条件
車両が停止している。
エンジンをアイドリング運転する。
ギアがニュートラルの位置にあります。
26
運転上の注意事項 8
- TC キー 1と QS キー 2を同時に長押しします。
ローンチコントロールがオンになると TC インジケー
ターランプと QC インジケーターランプが点滅します。
参考
始動した数秒後にローンチコントロールは自動的にオ
フになります。
ローンチコントロールは以下の場合も無効化されま
す:スロットル全開後スロットルバルブの 3 分の 1 以
F03760-10
上が閉まった場合、そして / または、3 分間以内に始動
されない場合。
ローンチコントロールを改めて作動するためには、
安全上の理由により始動が行われているか否かを問わ
ずエンジンを最低 10 秒間停止しなければなりません。
エンジンがしばらく稼働している場合は、エンジンを
再起動させてからローンチコントロールを有効化にす
る必要があります。
8.4
トラクションコントロールを有効化する
参考
トラクションコントロールは、特に路面が濡れている場合に確実に車両を制御し、前進させるための後輪
の過剰なスリップを低減します。
トラクションコントロールがオフになっていると、大きく加速した場合や路面へのグリップ力が低下し
ている場合に後輪が空転してしまうことがあります。
トラクションコントロールは走行中にもオン / オフすることができます。
始動の際、前回選択された設定が再びオンになります。
- TC キー 1を押し、トラクションコントロールをオン / オフ
することができます。
規定
エンジン回転数
≤ 4,000 rpm
トラクションコントロールがオンになると TC インジ
ケーターランプが点灯します。
F03760-11
8.5
発進
– クラッチレバーを握り、ギアを 1 速に入れ、クラッチレバーをゆっくりと離しながら慎重にスロットルを開
いていきます。
27
8
運転上の注意事項
8.6
クイックシフター
クイックシフターが有効な場合、クラッチを作動することなくシ
フトアップすることができます。
参考
クイックシフターは 1 速から 2 速へのシフトアップでは有
効化されません。このシフトアップにはクラッチレバーを
作動しなければなりません。
クイックシフターが有効化されていてもシフトダウンには
クラッチレバーを引かなければなりません。
スロットルグリップを閉じる必要がないので、ギアシフトを中断
することなく行うことができます。
クイックシフターはシフトシャフト位置に応じシフトが行われる
べきか否かを感知し、エンジン制御に適切な信号を送ります。
クイックシフターが無効な場合は通常通りクラッチを作動しなけ
ればなりません。
F03643-10
8.7
クイックシフターを有効化する
- QS キー 1を押し、クイックシフターをオン / オフすること
ができます。
クイックシフターが有効化されると QS インジケーター
ランプが点灯します。
参考
クイックシフターは 1 速から 2 速へのシフトアップで
は有効化されません。このシフトアップにはクラッチ
レバーを作動しなければなりません。
F03760-12
クイックシフターが有効化されていてもシフトダウン
にはクラッチレバーを引かなければなりません。
8.8
シフト操作と走行
警告
事故の危険性 エンジンが高回転中にシフトダウンすると後輪がロックされ、エンジンが過回転します。
- エンジン回転数が高いままシフトダウンする事は避けて下さい。
参考
運転中に異常な音がする場合にはすぐに停止し、エンジンを切り、Husqvarna Motorcycles 正規ディー
ラーに連絡してください。
1 速は発進または登り坂で使用するギアです。
- 状況 ( 勾配や走行状態など)に応じてシフトアップします。
シフトアップするにはスロットルを閉じながらクラッチレ
バーを握り、次のギアに入れ、クラッチレバーを離しながら
スロットルを開きます。
28
運転上の注意事項 8
- エンジン始動の際にチョークノブが作動している場合には、
少しスロットルを開き、スロットルグリップを離すまたはス
ロットルグリップを前に回します。
チョークノブを基本位置に戻します。
- スロットルグリップを全開にして最高速度に達したら、ス
ロットルを ¾ まで戻します。ほとんど減速する事なく燃費を
大幅に抑える事ができます。
- エンジンが消費できる分だけの燃料を供給する事が大切で
す。急激にスロットルを開くと燃費が悪くなります。
- シフトダウンするにはブレーキをかけながらスロットルを閉
じます。
- クラッチレバーを握り、低いギアに入れ、クラッチレバーを
ゆっくりと離しながらスロットルを開くか、再度シフトチェ
ンジします。
- しばらくアイドリングや停止状態が続く場合は、エンジンを
停止します。
規定
≥ 1 min
- クラッチを頻繁に、または長時間スリップさせることは避け
てください。これにより、エンジンオイルが熱せられ、エンジ
ン並びに冷却システム過熱の原因となります。
- 高回転・半クラッチは避け、エンジン回転数を抑えた走行を
しましょう。
条件
クイックシフターがオンになっています。
- クイックシフターがオンになっている場合、指定された回
転域でクラッチレバーを引くことなくシフトアップする
ことができます。
参考
クイックシフターは 1 速から 2 速へのシフトアッ
プでは有効化されません。このシフトアップには
F03642-10
クラッチレバーを作動しなければなりません。
シフトアップ前の最低エンジン回転数は図に
RPM 単位で示されています。
スロットルグリップ位置を変えることなくシフト
レバーを最後までしっかりと引きます。
クイックシフターが有効化されていてもシフトダ
ウンにはクラッチレバーを引かなければなりませ
ん。
クイックシフターのシフト性能が下がった場合は、
クイックシフターを改めてプログラミングしなけ
ればなりません。
29
8
運転上の注意事項
8.9
ブレーキをかける
警告
事故の危険性 ブレーキを強くかけすぎると車輪がロックします。
- 走行状態や路面状況に応じて適切にブレーキをかけてください。
警告
事故の危険性 前輪または後輪ブレーキで圧点が安定していない場合、ブレーキ性能が低下します。
- ブレーキシステムを点検し、問題を解決するまでは車両を走行させないでください。(お近くの
Husqvarna Motorcycles 正規ディーラーまでお問い合わせ下さい。)
警告
事故の危険性 水分や汚れはブレーキシステムに影響を及ぼします。
- ブレーキパッドとブレーキディスクを乾燥させ汚れを落とすために何度か慎重にブレーキをかけて
ください。
- 砂地、雨で濡れた地面やスリップしやすい場所では主に後輪のブレーキを作動するようにします。
- ブレーキをかけるプロセスは必ずカーブが始まる前までに終了させます。その際、速度に合わせてシフトダ
ウンして下さい。
- 長い下り坂ではエンジンブレーキを利用して下さい。エンジンブレーキを利用するには、エンジンが過回転
しないよう注意しながら1段か2段シフトダウンします。これによりブレーキをかける回数がはるかに減
り、ブレーキシステムが過熱するのを防ぐ事ができます。
8.10
停止と駐車
警告
人体への危険 場合によっては車両に権限のない人物がアクセスしないよう注意してください。
- エンジン稼働中には決して車両から目を離さないでください。
- 権限のない人物が車両に近づかないよう注意してください。
警告
火傷の危険性 一部の部品は運転中に熱くなります。
- 車両部品が冷めるまで排気装置、ラジエーター、エンジン、ダンパー、ブレーキシステムなどの部品
には触らないでください。
- 車両部品を十分に冷ましてから作業を実行してください。
情報
部品の損傷 誤った方法で駐車を行った場合、車両が破損する恐れがあります。
車両が動いたり倒れたりした場合、大きな破損につながる恐れがあります。
車両を立てる部品はその車両重量のみを考慮して設計されています。
- 車両は安定した平らな地面の上に立てます。
- 車両がスタンド一本で駐車されている場合、車両に誰も乗っていないことを確かめて下さい。
情報
火事の危険 高温になった車両部品は火傷や爆発の危険となります。
- 可燃性がある、または爆発の危険がある物付近に車両を設置しないでください。
- 車両を十分に冷ましてから、車両にカバーをかけてください。
- 車両にブレーキをかけます。
30
運転上の注意事項 8
- ギアをニュートラルに入れます。
- エンジンがアイドリング回転数に達したら、エンジンが止まるまでOFFスイッチ を押し続けます。
- 車両を安定した地面の上に立てます。
8.11
輸送
情報
損傷の危険性 駐車中の車両が動き出たり倒れる恐れがあります。
- 車両は安定した平らな地面の上に立てます。
情報
火事の危険 高温になった車両部品は火傷や爆発の危険となります。
- 可燃性がある、または爆発の危険がある物付近に車両を設置しないでください。
- 車両を十分に冷ましてから、車両にカバーをかけてください。
- エンジンを停止します。
- 三角スタンドをフォークレッグに取り付けます。
三角スタンド (A46029094000)
参考
三角スタンドは納品内容に含まれています。
ブレーキワイヤーが三角スタンドの手前に出ており、
三角スタンドに挟まっていないように注意してくださ
H02628-01
い。
- ラッシングベルトか適切な固定器具で、車両が倒れたり動い
たりしないよう固定します。
参考
ラッシングベルトを三角スタンドがフェンダーとタイ
ヤにぴったりと添うまでしっかりと引き締めます。
三角スタンドがフェンダー内側に向いていることを確
認してください。
401475-01
8.12
燃料を給油する
危険
火事の危険 燃料は可燃性です。
フューエルタンク内の燃料は熱により膨張し、溢れ出てしまうことがあります。
- 炎や火のついたのタバコの近くで車両に給油しないでください。
- 給油の際にはエンジンを停止してください。
- 特に車両部品に燃料がこぼれることがないように注意してください。
- こぼれた燃料はすぐに拭き取ってください。
- 給油の際には燃料給油に関する注意事項を参照してください。
31
8
運転上の注意事項
警告
中毒の危険性 燃料は健康に害を及ぼすものです。
- 燃料が皮膚、目、衣服に接触しないよう注意してください。
- 燃料を飲み込んでしまった場合、即座に受診してください。
- 気化した燃料を吸い込まないでください。
- 接触した部分の肌は即座に多量の水で洗ってください。
- 燃料が目にはいってしまった場合、速やかに水で洗い落とし、受診してください。
- 燃料が衣服に付着した場合、衣服を取り替えてください。
情報
部品の損傷 低品質の燃料を使用すると燃料フィルターが早期に詰まってしまいます。
国や地域によっては入手可能な燃料の品質が不十分であったり、また多くの不純物が混入していることがあり
ます。その結果燃料システムで問題を引き起こす事があります。
- 指定された規格に適合し不純物の少ない燃料のみを使用してください。(お近くの Husqvarna Motorcycles 正
規ディーラーまでお問い合わせ下さい。)
情報
環境汚染 燃料の不適切な取り扱いは、環境汚染の原因となります。
- 燃料を地下水、土壌、下水道に流してはいけません。
- エンジンを停止します。
- フィラーキャップを開けます。 ( 頁 16)
- Aで示した範囲を超えないように注意してフューエルタンク
に燃料を注ぎます。
規定
35 mm
寸法A
無鉛ハイオクガソリン (ROZ 95)
7.2 L
(
頁 141)
– フィラーキャップを閉めます。 ( 頁 17)
401522-10
32
サービスプラン 9
9.1
補足情報
サービス作業実施により発生した、これら項目以外の作業については、別途注文・請求となります。
現地における使用環境によってはサービス頻度が異なってくる場合もあります。
大雨、泥、砂、雪、極端な気温、高い全負荷率など、特に厳しい条件下で使用する場合は、表に示すよりも短い
間隔でのサービス実施が必要となることがあります。
技術改良が行われていく中で、個々のサービス頻度および範囲が変わってくることがあります。最終的なサー
ビスプランは Husqvarna Motorcycles Dealer.net に表示されています。お近くの Husqvarna Motorcycles 正規
ディーラーまでお気軽にお問い合わせ下さい。
9.2
サービスプラン
24
カ 月
毎
90
時 間 走 行
ご
と
45
時 間 走 行
ご
と
15
時 間 走 行
ご
と
1
時 間 走 行
後
Husqvarna Motorcycles 診断ツールでエラーメモリーを解読します。
○
●
●
●
●
ギアセンサーをプログラミングします。
●
●
●
電装系部品の機能を点検します。
○
●
●
●
12V バッテリーを点検し、充電します。
○
●
●
●
●
前輪ブレーキのブレーキパッドとパッドピンを点検します。 ( 頁 84)
○
●
●
●
●
後輪ブレーキのブレーキパッドとパッドピンを点検します。 ( 頁 90)
○
●
●
●
●
ブレーキディスクを点検します。 ( 頁 81)
○
●
●
●
●
ブレーキホースに損傷や漏れがないかを点検します。
○
●
●
●
●
前輪ブレーキのブレーキフルードのレベルを点検します。 ( 頁 82)
○
●
●
前輪ブレーキのブレーキフルードを交換します。
●
●
後輪ブレーキのブレーキフルードのレベルを点検します。 ( 頁 88)
○
●
●
後輪ブレーキのブレーキフルードを交換します。
●
●
油圧式クラッチのフルードレベルを点検・調節します。 ( 頁 78)
●
油圧式クラッチのフルードを交換します。
(
頁 79)
●
●
ブレーキレバーの遊びを点検します。 ( 頁 81)
○
●
●
●
●
ブレーキペダルの遊びを点検します。 ( 頁 87)
○
●
●
●
●
アイドリング回転数を点検します。
○
●
●
●
●
エンジンオイルとオイルフィルターを交換し、オイルスクリーンを清掃します。
○
●
●
●
●
(
頁 118)
ホース類 ( 燃料、クーラント、エア抜き、排水などの各ホース)とワイヤーブーツの全て
○
●
●
●
●
で、ひびや漏れがないか、正しく取り回されているかを点検します。
ケーブルに損傷がないか、そして配線折れがないか点検します。
●
●
●
●
ワイヤーが損傷していないか、折れがなく配線・調節されているかを点検します。
●
●
●
●
フレームを点検します。
(
頁 76)
●
●
●
スイングアームを点検します。
(
頁 76)
●
●
●
スイングアームのベアリングのガタを点検します。
●
●
ショックアブソーバーのピボットベアリングのガタを点検します。
●
●
ショックアブソーバーのリンケージを点検します。
●
●
●
タイヤの状態を点検します。 ( 頁 98)
●
●
●
●
タイヤ空気圧を点検します。 ( 頁 98)
●
●
●
●
ホーイルベアリングのガタを点検します。
●
●
●
33
9
サービスプラン
24
カ 月
毎
90
時 間 走 行
ご
と
45
時 間 走 行
ご
と
15
時 間 走 行
ご
と
1
時 間 走 行
後
ハブを点検します。
●
●
●
リムの歪みを点検します。
○
●
●
●
スポークの張りを点検します。 ( 頁 99)
○
●
●
●
チェーン、リアスプロケット、フロントスプロケット、チェーンガイドを点検しま
○
●
●
●
す。 ( 頁 74)
チェーンの遊びを点検します。 ( 頁 72)
○
●
●
●
●
すべての可動部品 ( ハンドレバー、チェーンなど)をグリースアップし、部品がスムーズ
○
●
●
●
●
に動くか確認します。
スパークプラグとスパークプラグのコネクターを交換します。
●
●
バルブの遊びを点検します。
○
●
●
燃料フィルターを交換します。
●
●
クラッチを点検します。
●
●
●
エアフィルターとエアフィルターケースを清掃します。
(
頁 64)
●
●
●
●
エアフィルターケースのインテークマニホールド内のファンネルを点検します。
●
●
●
●
メインサイレンサーのグラスファイバーを交換します。
(
頁 67)
●
●
フロントフォークの整備を行います。
●
●
ショックアブソーバーの整備を行います。
●
●
全てのスクリュー、ナット、ホースクランプがきちんと締められているか点検しま
○
●
●
●
●
す。
燃料スクリーンを交換します。
(
頁 116)
○
●
●
●
●
燃圧を点検します。
○
●
●
●
不凍液とクーラントのレベルを点検します。 ( 頁 106)
●
●
クーラントのレベルを点検します。 ( 頁 107)
○
●
クーラントを交換します。 ( 頁 109)
●
ステアリングヘッドベアリングの遊びを点検します。 ( 頁 55)
○
●
ステアリングヘッドのベアリングをグリスアップします。
(
頁 56)
●
●
●
エンジン取り外し / 取り付けを含むエンジン整備(小)を実施します。(ピストンを交
●
●
換し、シリンダーを点検 / 測定します。シリンダーヘッドを点検します。カムシャフト
とバルブ部品を点検します。タイミングチェーンの部品を点検します。シャフトのラジ
アルシールリングとウォーターポンプのガスケットを交換します。)インテークフラン
ジを交換します。インテークマニホールドを交換します。)
エンジン整備(大)を実施、エンジンは取り外します。(バルブ、バルブスプリング、バ
●
ルブスプリングシート、バルブスプリングリテーナーを交換します。コンロッド、コン
ロッドベアリング、クランクピンを交換します。ギアとシフトを点検します。油圧制御
バルブを点検します。サクションポンプを交換します。圧力ポンプと潤滑システムを点
検します。タイミングチェーンを交換します。エンジンの全てのベアリングと全てのガ
スケットを交換します。フリーホイールを交換します。)
最終確認:車両が安全に操作できることを確認します。
○
●
●
●
●
試験走行を行います。
○
●
●
●
●
試験走行後に Husqvarna Motorcycles 診断ツールでエラーメモリーを解読します。
○
●
●
●
●
Husqvarna Motorcycles Dealer.netでサービス登録を行います。
○
●
●
●
●
○ 一度限りの実施時期
● 定期的な実施時期
34
シャーシを調整する 10
10.1
シャーシの基本設定を運転者の体重に応じて確認する
参考
シャーシの基本設定はまずショックアブソーバーを、次にフロントフォークを調節して下さい。
- 最適な走行性能を実現し、フロントフォーク、ショックアブ
ソーバー、スイングアーム、フレームを損傷させないため、
サスペンション各部品の基本設定を運転者の体重に合わせる
事が必要です。
- Husqvarna のモーターサイクルは納車時、標準体重 ( 保護服
完全着用の状態)に合わせて設定してあります。
規定
運転者の標準体重
75 … 85 kg
– 運転者の体重がこの範囲外の場合、サスペンション各部品の
基本設定を適宜変更する必要があります。
- 偏差が小さい場合はショックアブソーバーのスプリングプリ
ロードの調節で対応可能ですが、偏差が大きい場合は対応す
るスプリングの取付けが必要となります。
401030-01
10.2
エアサスペンションXACT エアサスペンション
フロントフォークWP XACTにはエアサスペンションが使用され
ています。
このシステムではサスペンションは左のフォークレッグに、ダン
パーは右のフォークレッグにあります。
スプリングを取り付けていないため、従来のフロントフォークに
比べて格段に軽量化されています。少し荒れた路面でのレスポン
スも大幅に向上しています。
通常の走行では一つのエアクッションのみがサスペンションとし
て機能します。リミットストップとしてスチールスプリングが左
のフォークレッグにあります。
参考
フロントフォークが最後まで沈み切ってしまうことが頻繁
に発生する場合は、フロントフォーク内の空気圧を上げ、
フロントフォークやフレームを損傷しないようにする必要
があります。
フロントフォークの空気圧はライダーの体重、路面の状況、ライ
ダーの希望に従って、フォークエアポンプを使って素早く調整す
ることができます。フロントフォークを分解する必要はありませ
ん。フォークのサスペンションを硬めまたは柔らかめにするため
F03629-01
の複雑な取り付けは必要ありません。
ガスケットが破損し、ガス室の空気が失われても、フロントフォー
クが沈むことはありません。この場合、空気はフロントフォーク
に維持されています。サスペンションストロークは可能な限り維
持されています。ダンパーは固くなり、快適性に悪影響を及ぼし
ます。
35
10
シャーシを調整する
ダンパーは従来のフロントフォークのようにリバウンド側とコン
プレッション側に設定することができます。
リバウンドレベル調節は右のフォークレッグの下端にあります。
コンプレッションレベル調節は右のフォークレッグの上端にあり
ます。
10.3
ショックアブソーバーのコンプレッションダンパー
ショックアブソーバーのコンプレッションダンパーは高速・低速の2つの領域に分けられています。
ここでいう高速・低速は、後輪のサスペンションが圧縮する際の速度を示しており、車両の走行速度とは関係が
ありません。
高速コンプレッションレベル設定は、ジャンプ後の着地など、後輪のサスペンションが素早く縮む際にその効果
を発揮します。
コンプレッションレベルの低速設定は、緩やかな凹凸のある道の走行など、後輪のサスペンションがゆっくりと
縮む際にその効果を発揮します。
これら2つの範囲は別々に設定できますが、低速設定と高速設定の切り替えは流動的に行われます。そのため、
高速範囲のコンプレッションレベルで設定を変更すると、低速範囲の設定にも影響を及ぼします。逆も同様で
す。
10.4
ショックアブソーバーのコンプレッションダンパー低速を調節する
注意
人体への危険 ショックアブソーバーの部品は不適切に分解した場合、様々な方向に動いてしまいます。
ショックアブソーバーには高圧縮窒素が充填されています。
- 注意事項に従ってください。(お近くの Husqvarna Motorcycles 正規ディーラーまでお問い合わせ下
さい。)
参考
低速コンプレッションレベル調節は、ショックアブソーバーが低速から通常速度で圧縮する際にその効
果を発揮します。
準備作業
- サイドカバー(右)を取り外します。 ( 頁 66)
主な作業
- 調節部品 1を時計回りに最後まで回し切ります。
- ショックアブソーバーのタイプに応じた回数カチッとクリッ
クするよう、時計と反対回りに回します。
規定
コンプレッションダンパー低速 (FC 250 EU)
コンフォート
17 クリック
スタンダード
15 クリック
F03639-11
スポーツ
13 クリック
コンプレッションダンパー低速 (FC 250 US)
コンフォート
17 クリック
スタンダード
15 クリック
スポーツ
13 クリック
参考
時計回りに回すとダンパー効果を高め、逆方向に回す
とこれを低減します。
36
シャーシを調整する 10
その後の作業
- サイドカバー(右)を取り付けます。 ( 頁 66)
10.5
ショックアブソーバーのコンプレッションダンパー高速を調節する
注意
人体への危険 ショックアブソーバーの部品は不適切に分解した場合、様々な方向に動いてしまいます。
ショックアブソーバーには高圧縮窒素が充填されています。
- 注意事項に従ってください。(お近くの Husqvarna Motorcycles 正規ディーラーまでお問い合わせ下
さい。)
参考
高速コンプレッションレベル調節は、ショックアブソーバーが高速で圧縮する際にその効果を発揮しま
す。
準備作業
- サイドカバー(右)を取り外します。 ( 頁 66)
主な作業
- 調節部品 1を時計回りに最後まで回し切ります。
- ショックアブソーバーのタイプに応じた回数、時計と反対回
りに回します。
規定
コンプレッションダンパー高速 (FC 250 EU)
コンフォート
2 回転
標準
1.5 回転
F03639-10
スポーツ
1 回転
コンプレッションダンパー高速 (FC 250 US)
コンフォート
2 回転
標準
1.5 回転
スポーツ
1 回転
参考
時計回りに回すとダンパー効果を高め、逆方向に回す
とこれを低減します。
その後の作業
- サイドカバー(右)を取り付けます。 ( 頁 66)
37
10
シャーシを調整する
10.6
ショックアブソーバーのリバウンドダンパーを調節する
注意
人体への危険 ショックアブソーバーの部品は不適切に分解した場合、様々な方向に動いてしまいます。
ショックアブソーバーには高圧縮窒素が充填されています。
- 注意事項に従ってください。(お近くの Husqvarna Motorcycles 正規ディーラーまでお問い合わせ下
さい。)
- 調節部品 1を、最後のカチッというクリックが感じられるま
で時計回りに回します。
- ショックアブソーバーのタイプに応じた回数カチッとクリッ
クするよう、時計と反対回りに回します。
規定
リバウンドダンパー (FC 250 EU)
コンフォート
17 クリック
スタンダード
15 クリック
F03640-10
スポーツ
13 クリック
リバウンドダンパー (FC 250 US)
コンフォート
17 クリック
スタンダード
15 クリック
スポーツ
13 クリック
参考
時計回りに回すとスプリングがリバウンドする際のダ
ンパー効果を高め、逆方向に回すとこれを低減します。
10.7
後輪に負荷をかけない状態で寸法を測定する
準備作業
- 車両をリフトスタンドでジャッキアップします。 ( 頁 48)
38
シャーシを調整する 10
主な作業
- サグ測定定規を後輪アクスルに合わせ、後輪フェンダーの
マーキング SAG までの距離を測定します。
サグ測定定規 (00029090200)
- 測定値を寸法 Aとして書きとめます。
402415-10
その後の作業
- 車両をリフトスタンドから降ろします。 ( 頁 48)
10.8
ショックアブソーバーの空車サグを点検する
- 後輪に負荷をかけない状態で寸法 Aを測定します。
(
頁 38)
– 誰かに車両を垂直に支えてもらいます。
- あらためて、サグ測定定規で後輪アクスルと後輪フェンダー
のマーキング SAGの距離を測定します。
- 測定値を寸法 Bとして書きとめます。
参考
空車サグとは値 Aと値 Bの差を示します。
- 空車サグを確認します。
空車サグ (FC 250 EU)
35 mm
空車サグ (FC 250 US)
35 mm
» 空車サグが規定値より大きいまたは小さい:
- ショックアブソーバーのスプリングプリロードを調節
します。
(
頁 40)
402416-10
39
10
シャーシを調整する
10.9
ショックアブソーバーのライディングサグを点検する
- 後輪に負荷をかけない状態で寸法 Aを測定します。
(
頁 38)
– 誰かに車両を支えてもらい、運転者が保護服を完全着用の上、
通常のライディングポジション ( 両足をフットレストにのせ
た状態)で車両に乗り、身体を上下に何回か動かします。
後輪サスペンションの位置が安定します。
- もう一人が改めてサグ測定定規で後輪アクスルと後輪フェン
ダーのマーキング SAGまでの距離を測定します。
- 測定値を寸法 Cとして書きとめます。
参考
ライディングサグとは値 Aと値 Cの差を示します。
- ライディングサグを確認します。
ライディングサグ
105 mm
(FC 250 EU)
ライディングサグ
105 mm
(FC 250 US)
402417-10
» ライディングサグの値が規定通りになっていない:
- ライディングサグを調節します。
(
頁 41)
10.10
ショックアブソーバーのスプリングプリロードを調節する
注意
人体への危険 ショックアブソーバーの部品は不適切に分解した場合、様々な方向に動いてしまいます。
ショックアブソーバーには高圧縮窒素が充填されています。
- 注意事項に従ってください。(お近くの Husqvarna Motorcycles 正規ディーラーまでお問い合わせ下
さい。)
参考
スプリングプリロードを変更する前に、スプリング長を計測するなどして現在の設定状態を書きとめて
おいて下さい。
準備作業
- サイドカバー(右)を取り外します。 ( 頁 66)
- フレームガードを取り外します。 ( 頁 50)
- メインサイレンサーを取り外します。 ( 頁 67)
- 車両をリフトスタンドでジャッキアップします。 ( 頁 48)
- ショックアブソーバーを取り外します。
(
頁 58)
– ショックアブソーバーを取り外した状態で念入りに清掃しま
す。
40
シャーシを調整する 10
主な作業
-
スクリュー 1を緩めます。
–
調節リング 2を回し、スプリングを完全に緩めます。
フックレンチ (90129051000)
参考
スプリングの張りを緩めることができない場合は、
スプリング長の測定のためにスプリングを取り外さな
ければなりません。
-
緩めた状態でスプリングの全長を測ります。
–
調節リング 2 を規定された値 A だけ回し、スプリングを
縮めます。
規定
スプリングプリロード
8 mm
(FC 250 EU)
スプリングプリロード
8 mm
(FC 250 US)
F03627-10
参考
空車サグおよびライディングサグに応じて、規定値よ
り大きいまたは小さいスプリングプリロードの設定が
必要になる事もあります。
-
スクリュー 1をしっかりと締めます。
規定
ショックアブソー
M5
5 Nm
バー調節リング用ス
クリュー
その後の作業
- ショックアブソーバーを取り付けます。
(
頁 59)
– メインサイレンサーを取り付けます。 ( 頁 67)
- フレームガードを取り付けます。 ( 頁 51)
- サイドカバー(右)を取り付けます。 ( 頁 66)
- ブレーキペダルの遊びを点検します。 ( 頁 87)
- 車両をリフトスタンドから降ろします。 ( 頁 48)
10.11
ライディングサグを調節する
準備作業
- サイドカバー(右)を取り外します。 ( 頁 66)
- フレームガードを取り外します。 ( 頁 50)
- メインサイレンサーを取り外します。 ( 頁 67)
- 車両をリフトスタンドでジャッキアップします。 ( 頁 48)
- ショックアブソーバーを取り外します。
(
頁 58)
– ショックアブソーバーを取り外した状態で念入りに清掃しま
す。
41
10
シャーシを調整する
主な作業
- 適切なスプリングを選び、これを取り付けます。
規定
スプリング係数 (FC 250 EU)
運転者の体重: 65 …
42 N/mm
75 kg
運転者の体重: 75 …
45 N/mm
85 kg
B00292-10
運転者の体重: 85 …
48 N/mm
95 kg
スプリング係数 (FC 250 US)
運転者の体重: 65 …
39 N/mm
75 kg
運転者の体重: 75 …
42 N/mm
85 kg
運転者の体重: 85 …
45 N/mm
95 kg
参考
スプリング係数はスプリングの外側に記載されていま
す。
その後の作業
- ショックアブソーバーを取り付けます。
(
頁 59)
– メインサイレンサーを取り付けます。 ( 頁 67)
- フレームガードを取り付けます。 ( 頁 51)
- サイドカバー(右)を取り付けます。 ( 頁 66)
- ブレーキペダルの遊びを点検します。 ( 頁 87)
- ショックアブソーバーの空車サグを点検します。 ( 頁 39)
- ショックアブソーバーのライディングサグを点検しま
す。 ( 頁 40)
- ショックアブソーバーのリバウンドダンパーを調節しま
す。 ( 頁 38)
- 車両をリフトスタンドから降ろします。 ( 頁 48)
10.12
フロントフォークの基本設定を確認する
参考
様々な理由により、フロントフォークでは正確なライディングサグを特定する事ができません。
- 運転者の体重偏差が小さい場合は、フォークの空気圧を変更
することで調節できます。
- フロントフォークがしばしば最後まで沈み切ってしまう(ス
プリングが圧縮する際、底を強打する)ような場合には、フロ
ントフォークやフレームを損傷しないようにするために、
フォークの空気圧を規定の枠内で上げる必要があります。
- 長時間走行後フロントフォークが通常異常に硬く感じられる
場合、フォークレッグの空気を抜く必要があります。
401000-01
42
シャーシを調整する 10
10.13
フロントフォークの空気圧を調節する
警告
事故の危険性 シャーシ設定を変更すると、走行挙動に大きく影響します。
シャーシ設定が相互調整なしで変更されると、走行性能が大幅に悪化し、特定の部品に過度な負荷がか
かってしまう恐れがあります。
- 調節は推奨範囲内で行ってください。
- 調整後は、まずゆっくりと走行し、走行挙動を確認してください。
参考
エンジン停止後に最低でも 5 分間待ち、同じ条件下で空気圧を点検するか調節します。
エアサスペンションは左のフォークレッグにあります。コンプレッションダンパーとリバウンドダン
パーは右のフォークレッグに設置されています。
準備作業
- 車両をリフトスタンドでジャッキアップします。 ( 頁 48)
主な作業
-
カバーキャップ 1を外します。
–
フォークエアポンプ 2を完全に縮めます。
フォークエアポンプ (79412966100)
参考
フォークエアポンプは車両の付属品パックに含まれて
います。
A01166-10
-
フォークエアポンプを左フォークレッグに繋げます。
フォークエアポンプの表示が自動的にオンになります。
接続した際、フォークレッグから空気が少し抜けます。
参考
これはホースの容量によるもので、フォークエアポン
プまたはフロントフォークの故障ではありません。
同梱の Husqvarna Motorcycles 技術アクセサリー説明
書に従って下さい。
-
空気圧を規定に従って調節します。
規定
空気圧 (FC 250 EU)
10.3 bar
空気圧 (FC 250 US)
10.5 bar
空気圧を徐々に次の値に変
0.2 bar
化させます
最小空気圧
7 bar
最大空気圧
12 bar
参考
空気圧を決して規定の範囲外に設定しないで下さい。
-
フォークエアポンプを左フォークレッグから外します。
取り外しの際、ホースから過剰圧が抜けますが、フォーク
レッグ本体から空気が抜けているわけではありません。
43
10
シャーシを調整する
フォークエアポンプの表示が 80 秒後に自動的にオフにな
ります。
- カバーキャップを取り付けます。
参考
カバーキャップは必ず手で取り付けて下さい。
その後の作業
- 車両をリフトスタンドから降ろします。 ( 頁 48)
10.14
フロントフォークのコンプレッションダンパーを調節する
参考
油圧式コンプレッションダンパーはフロントフォークのスプリングの縮み方を調節します。
- 調節部品 1を時計回りに最後まで回し切ります。
参考
調節部品 1は右のフォークレッグの上端にあります。
- フロントフォークのタイプに応じた回数カチッとクリックす
るよう、時計と反対回りに回します。
規定
コンプレッションダンパー (FC 250 EU)
A01167-10
コンフォート
17 クリック
標準
12 クリック
スポーツ
7 クリック
コンプレッションダンパー (FC 250 US)
コンフォート
17 クリック
標準
12 クリック
スポーツ
7 クリック
参考
時計回りに回すとスプリングが圧縮する際のダンパー
効果を高め、逆方向に回すとこれを低減します。
10.15
フロントフォークのリバウンドダンパーを調節する
参考
油圧式リバウンドダンパーはフロントフォークのスプリングの伸び方を調節します。
44
シャーシを調整する 10
- 調節部品 1を時計回りに最後まで回し切ります。
参考
調節部品 1は右のフォークレッグの下端にあります。
- フロントフォークのタイプに応じた回数カチッとクリックす
るよう、時計と反対回りに回します。
規定
リバウンドダンパー (FC 250 EU)
Z01370-10
コンフォート
17 クリック
標準
12 クリック
Sport
7 クリック
リバウンドダンパー (FC 250 US)
コンフォート
23 クリック
標準
18 クリック
Sport
13 クリック
参考
時計回りに回すとスプリングがリバウンドする際のダ
ンパー効果を高め、逆方向に回すとこれを低減します。
10.16
ハンドルバーの位置
ハンドルアダプター 1の穴は中心から Aの距離に配置されて
います。
穴間の距離 A
3.5 mm
ハンドルバーは 2 つの異なったポジションニングで取り付けられ
ます。これにより、運転者に最適なハンドルバーのポジショニン
グを選ぶ事ができます。
参考
また、ハンドルバーの取り付けは固定式でもラバーベアリ
ング式でも行えます。
A01168-10
45
10
シャーシを調整する
10.17
ハンドルバーの位置を調節する
警告
事故の危険性 修正されたハンドルバーは安全面での危険を提示するものです。
ハンドルバーが曲げられたり、伸ばされたりすると素材が老化します。その結果ハンドルバーが折れて
しまうこともあります。
- ハンドルバーが破損または曲がってしまった場合、ハンドルバーを交換してください。
参考
ハンドルバーの取り付けは固定式でもラバーベアリング式でも行えます。
準備作業
- バーパッドを取り外します。
主な作業
- スクリュー 1を外します。ハンドルクランプ 2を取り外し
ます。ハンドルバーを取り外し、脇に置きます。
参考
部品を損傷させないよう、カバーをかけて保護します。
ケーブル、ホース、ワイヤー類は折り曲げないで下さ
い。
- スクリュー 7とブッシング 6を外します。ハンドルアダプ
ター 3を取り外します。
ラバーベアリングの付いたハンドルバークランプとハンドル
バーの位置を調節
- ゴムブッシング 4と 5を配置します。
- ハンドルアダプターの位置を好みに応じて変更します。
参考
ハンドルアダプターは片側が長く、高くなっていま
す。
A01169-10
- スクリュー 7とブッシング 6を一緒に取り付け、しっ
かりと締めます。
規定
ハンドルアダ
M10
40 Nm
プター用スク
Loctite®243™
リュー
- ハンドルバーの位置を調整します。
参考
ケーブル、ホース、ワイヤー類が正しく取り回され
ているか注意して下さい。
- ハンドルクランプ 2の位置を調整します。
- スクリュー 1を取り付け、締めないままにしておきます。
- ハンドルクランプをハンドルアダプターの長く高くなっ
ている側からブロックにスクリュー 1で固定します。
- スクリュー 1を均等にしっかりと締めます。
46
シャーシを調整する 10
規定
ハンドルバークラ
M8
20 Nm
ンプ用スクリュー
固定式ハンドルバークランプとハンドルバーの位置を調節しま
す
-
ハンドルアダプターの位置を好みに応じて変更します。
参考
ハンドルアダプターは片側が長く、高くなっていま
す。
-
スクリュー 7をブッシング 8と一緒に取り付け、しっ
かりと締めます。
規定
ハンドルアダ
M10
40 Nm
プター用スク
Loctite®243™
リュー
固定式ハンドルバークランプ用ブッシング
(A46001038010)
ブッシングの円錐状側は下を向いています。
-
ハンドルバーの位置を調整します。
A01170-10
参考
ケーブル、ホース、ワイヤー類が正しく取り回され
ているか注意して下さい。
-
ハンドルクランプ 2の位置を調整します。
–
スクリュー 1を取り付け、締めないままにしておきます。
–
ハンドルクランプをハンドルアダプターの長く高くなっ
ている側からブロックにスクリュー 1で固定します。
-
スクリュー 1を均等にしっかりと締めます。
規定
ハンドルバークラ
M8
20 Nm
ンプ用スクリュー
その後の作業
- バーパッドを取り付けます。
47
11
サービス作業シャーシ
11.1
車両をリフトスタンドでジャッキアップする
情報
部品の損傷 誤った方法で駐車を行った場合、車両が破損する恐れがあります。
車両が動いたり倒れたりした場合、大きな破損につながる恐れがあります。
車両を立てる部品はその車両重量のみを考慮して設計されています。
- 車両は安定した平らな地面の上に立てます。
- 車両がスタンド一本で駐車されている場合、車両に誰も乗っていないことを確かめて下さい。
- エンジン下のフレーム部分で車両をジャッキアップします。
リフトスタンド (81329955100)
両方のホイールは接地していません。
- 車両が倒れないように支えます。
401942-01
11.2
車両をリフトスタンドから降ろす
情報
部品の損傷 誤った方法で駐車を行った場合、車両が破損する恐れがあります。
車両が動いたり倒れたりした場合、大きな破損につながる恐れがあります。
車両を立てる部品はその車両重量のみを考慮して設計されています。
- 車両は安定した平らな地面の上に立てます。
- 車両がスタンド一本で駐車されている場合、車両に誰も乗っていないことを確かめて下さい。
- 車両をリフトスタンドから降ろします。
- リフトスタンドを片付けます。
- 車両を立てるための三角スタンド 1はアクスルシャフトの
左側に設置してあります。
三角スタンド (A46029094000)
参考
三角スタンドは納品内容に含まれています。
H02629-10
三角スタンドは走行前に取り外してください。
48
サービス作業シャーシ 11
11.3
フォークレッグでエア抜きをする
準備作業
- 車両をリフトスタンドでジャッキアップします。 ( 頁 48)
主な作業
- エアブリーダー1を緩めます。
過圧状態の場合、フォーク内部から過剰な圧力が抜けて
いきます。
- エアブリーダーをしっかりと締めます。
A01215-10
その後の作業
- 車両をリフトスタンドから降ろします。 ( 頁 48)
11.4
フォークレッグのダストシールを清掃する
準備作業
- 車両をリフトスタンドでジャッキアップします。 ( 頁 48)
- フォークカバーを取り外します。 ( 頁 50)
主な作業
- 両側のフォークレッグで、ダストシール1を下にずらします。
参考
ダストシールはフォークインナーパイプのほこりや汚
れをこすり落とします。時間が経つにつれ、汚れがダ
ストシールの裏に入り込む事があります。この汚れを
取り除かないと、その後ろにあるオイルシールリング
に漏れが生じる恐れがあります。
F03666-10
警告
事故の危険性 オイルやグリースがブレーキディス
クに付着するとブレーキ性能が低下します。
- ブレーキディスクを常にオイルやグリースから保
護してください。
- 必要な場合、ブレーキディスクをブレーキ洗浄剤
を使って清掃してください。
- 両側のフォークレッグのダストシールとインナーチューブを
清掃し、オイルを差します。
汎用オイルスプレー ( 頁 143)
- ダストシールを取付け位置に押し戻します。
- 余分なオイルを取り除きます。
その後の作業
- フォークカバーを取り付けます。 ( 頁 50)
- 車両をリフトスタンドから降ろします。 ( 頁 48)
49
11
サービス作業シャーシ
11.5
フォークカバーを取り外す
- スクリュー 1を外し、クランプを取り外します。
- スクリュー 2を外し、左のフォークカバーを取り外します。
- スクリュー 3を外し、右のフォークカバーを取り外します。
A01213-10
11.6
フォークカバーを取り付ける
- 左のフォークレッグのカバーの位置を調整します。スク
リュー 1を取り付け、しっかりと締めます。
規定
シャーシ用その他の
M6
10 Nm
スクリュー
- ブレーキホースとクランプの位置を調整します。スク
リュー 2を取り付け、しっかりと締めます。
- 右のフォークレッグでカバーの位置を調整します。スク
A01213-11
リュー 3を取り付け、しっかりと締めます。
規定
シャーシ用その他の
M6
10 Nm
スクリュー
11.7
フレームガードを取り外す
準備作業
- サイドカバー(右)を取り外します。 ( 頁 66)
主な作業
- ケーブル留めを外します。
- スクリュー 1をブッシングと一緒に外します。
- 左フレームガードを取り外します。
- 右フレームガードを前方にずらし下に向かって取り外します。
T04408-10
50
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